ネットワーク系の資格を取ろう!と思ったとき、多くの人が候補に挙げるのが CompTIA Network+ と CCNA。
どちらもネットワークの基礎を学べる資格ですが、「どっちを先に取ればいいの?」と悩む方も多いはず。
今回は実体験も交えながら、それぞれの違いや、おすすめの順番を分かりやすく解説します!
結論:補助があるならCompTIA→CCNA、ないならCCNAから!

個人でベンダー試験2つを受けるのは、正直お財布にキツい…!
会社から資格取得の補助がある人
→ まずはCompTIA Network+を取得し、その後CCNAへ進もう!
ベンダーニュートラルで基礎を固めやすく、学びやすい構成です。
補助がない・費用が気になる人
→ いきなりCCNA取得を目指すのもアリ!
費用面でCompTIAはやや高額なので、自己投資の金額を下げたいならCCNAからでもOK。
CompTIA Network+とCCNAの比較表
CompTIA Network+とCCNAの違いをざっくりまとめてみました。(2025年5月時点)
比較項目 | CompTIA Network+ | CCNA |
---|---|---|
運営団体 | CompTIA(非営利団体) | Cisco Systems(企業) |
受験料 | 47,672円(税込) | 約46,860円(税込) |
試験時間 | 90分 | 120分 |
勉強時間目安 | 100~150時間 | 150~250時間 |
難易度(体感) | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
試験内容 | ベンダーニュートラルなネットワークの基礎全般 | Cisco製品に特化したネットワーク技術・設定が中心 |
補足:ベンダーニュートラルとは?
特定のメーカー(CiscoやJuniperなど)に依存しない知識のこと。
初学者が「ネットワークとは何か」を広く浅く学ぶのにぴったり!
会社からの補助があるなら、まずCompTIAを取るべき理由
実は私自身、最初にCCNAを受験しました。ですが、これがかなりキツかった……。
なんとか合格できたものの、ネットワーク初心者には、いきなりルーティングやスイッチングの深い内容がガンガン出てきて、正直ほとんど頭に入らなかったんです。

最初からルーティングとかOSPFとか出てきて、意味不明すぎて心折れかけました。
基礎を固めなおすために、CompTIA Network+ を受け直すことに。すると、
- ベンダーに依存しない中立的な内容
- 専門用語の意味や全体像がしっかり学べる
- 成功体験を積みやすい問題構成
と、ネットワークの基礎固めにピッタリであるように感じました。
「土台からしっかり学ぶ大切さ」を痛感しました。
ただし、CompTIAの最大のデメリットは受験料の高さ。
補助が出ないなら、コスパ面でCCNAを優先するのも合理的な選択です。
CCNA取得の転職効果は? → 圧倒的に価値アリ!
CCNAは、ネットワークエンジニアの登竜門的な資格。
実際に取得後、転職活動で書類選考の通過率が大幅アップしました。
インフラ系未経験だったにも関わらず、「ネットワークの基本ができている証明」として評価され、面接でも話題にしてもらえました。
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まとめ
- 補助があるなら、CompTIA Network+ → CCNA の順がおすすめ。
- 費用面がネックなら、CCNAからチャレンジもアリ。
- どちらもネットワーク知識の証明になるが、CCNAは転職に直結しやすい強力な武器!
資格勉強の進め方についてはこちらの記事で詳しく書いています!
資格はあくまでスタート地点。
自分の状況に合ったベストな戦略で、最短ルートを走っていきましょう!
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