はじめに:CCNA取得後、どこまでキャリアは広がるのか?
「CCNAは取ったけど、この先どうキャリアを築いていけばいいのか分からない」
「今は運用保守だけど、もっとスキルアップできるのかな?」
私も同じように悩んでいました。もともとは事務職。IT未経験からネットワークエンジニアに転職し、CCNAを取得したことで、その後のキャリアが大きく動き出しました。この記事では、私の経験をもとに「CCNA取得後にどんなキャリアパスを描けるのか」をリアルにお伝えします。

CCNAなしで今のキャリアは有り得ないな、、。(No Life No CCNA)
私の経歴とCCNA取得のタイミング
一社目:事務職(3年間)
特にITとは関係のない業務。
会社独自のシステムを触ることがほとんどなので、転職市場的にはほとんど価値のないスキルが年々上がっていく毎日でした。

友達の仕事の話を聞いて、このままでいいのか不安だったなぁ
二社目:SES企業でネットワーク運用・保守(約1年)
IT業界に飛び込むため、SES企業に転職。主に監視業務や一次対応が中心で、スキル的にはまだ浅い状態。
現場経験を積みながら勉強を進め、入社後半年でCCNAを取得。この資格を取ったことをきっかけに、「もう一段階上流の業務に関わりたい」と転職を決意。
CCNA取得するための勉強方法は、こちらの記事を参考ください。
三社目:中堅SIerに転職(設計~保守まで経験)
書類選考ではCCNA保有がITスキルの証明になり、未経験の構築・設計業務にも挑戦できる会社に入社できました。
CCNA取得がキャリアアップに与えた影響
正直、CCNAだけでバリバリの設計業務ができるわけではありません。
でも「ネットワークの基本的な理解がある」ことを示す証明としては非常に有効で、面接でも「意欲的に勉強している人」という評価を得やすかったと感じます。
実際に私は、
IT業界経験1年未満
保守中心の業務内容
という条件でも、中堅SIerの求人に内定をもらうことができました。

複数社面接したけど、すべての企業からCCNAについて触れてもらえました!
転職後は、先輩エンジニアのサポートを受けながら要件定義~設計・構築フェーズに参加。
CCNAの知識がベースにあるからこそ、業務理解も早く、周囲との技術的な会話にもスムーズに入っていけました。
CCNA取得後のキャリアパス例
私のように、CCNA取得をきっかけに転職・キャリアアップする人は多いです。ここでは、よくあるキャリアパターンをいくつかご紹介します。
運用・保守のスキルを深めて安定志向で進む
24時間監視や二次対応など、現場での安定業務
長期的に見て、チームリーダーや管理職を目指すルート

前職居続ければ、チームリーダーには上げてもらえただろうな、、
私自身、前職に居続ければリーダーとして昇進しチームをまとめる立場に就ける環境でした。
転職で構築・設計業務にステップアップ(私のケース)
資格+最低限の現場経験で、設計・構築へステップアップ可能
私の場合は、以下2点を評価いただき内定に繋がりました。
・1年未満でもあるもののIT業界の経験があり、かつキャリアアップを志向している。
⇨IT適正が担保されている、かつ上昇志向。
・IT業界経験半年でCCNAを取得
⇨経験は浅いが、専門性を高めるために前向きに取り組む姿勢が伺え、今後の専門性向上に期待できる。

ポテンシャルの期待を含めて採用してもらえました( ;∀;)
上位資格で専門性を高める(CCNP / AWS / ネスペ)
CCNP取得でネットワーク領域の深掘り。
クラウド(AWSなど)やセキュリティ系にシフトする人も多数
これからCCNAを取る人・取った人へ
CCNAを取ることはゴールではなく、キャリアの選択肢を広げるためのパスポートです。
私は「取っただけ」では何も変わらず、「動いたからこそ環境が変わった」と強く感じています。
もし今あなたが「キャリアが広がらない」と感じているなら、CCNAを活かせる職場に一歩踏み出すことで、新しいチャンスに出会えるはずです。
迷っている人がいたら、私のような例もあることを知って、自信を持って進んでほしいと思います。
終わりに
この記事が、これからネットワークエンジニアとしてキャリアアップを考えている方の一助になれば嬉しいです。
もし具体的な学習法や転職の進め方なども知りたい方は、別記事へお気軽にどうぞ!
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