結論:CompTIA A+は未経験でも十分合格可能です。
結論から言います。CompTIA A+は、IT未経験でもしっかり準備すれば十分に合格可能な資格です。
私自身、PCの知識は多少あったものの、業務経験はほぼゼロの状態から学習を始め、約1か月半の勉強で一発合格することができました。
この記事では、CompTIA A+の概要、勉強法、当日の注意点までまとめています。
これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。

未経験でCompTIA A+取得を目指している人はぜひ読んでください!
そもそもCompTIA A+とは?
CompTIA A+は、ITサポートやPCトラブル対応のスキルを問うグローバル資格です。
アメリカの非営利団体CompTIA(コンプティア)が運営しており、世界160カ国以上で利用されています。
A+の試験は2部構成です。
Core 1(220-1101):ハードウェア、モバイルデバイス、ネットワーク、クラウドなど
Core 2(220-1102):OS(Windows/Linux/Mac)、セキュリティ、トラブル対応など
試験時間は各90分、Core 1とCore 2は別日に受験可能です。
ー難易度はどんなもん?
出題形式は選択式+パフォーマンスベース(実技シミュレーション)で、すべて日本語訳付き英語です。
スコアは900点満点中、
Core 1は 675点以上、Core 2は 700点以上 で合格です。
体感難易度は、基本情報技術者試験より少し易しい〜同程度。
内容は実務寄りで、暗記よりも実際の現場での対応力が重視される印象でした。
CompTIAが出しているキャリアパスでは、コアスキルを証明する資格としてITF+の次に取得を推奨されている資格です。

ー受験料はいくら?
CompTIA A+は2科目構成なので、受験料はやや高めです。(2025年5月現在)
(会社支援で受験したいところです、、。)
Core 1(220-1101):32,740円
Core 2(220-1102):32,740円
▶ 合計:約65,480円(税込)
※CompTIA Storeでバウチャーチケットを購入して受験すると、万が一試験に落ちた場合に無料でもう一度受験することができます。下記サイトから購入可能です。
どんな人におすすめ?
CompTIA A+は、以下のような方に特におすすめです:
ーIT業界未経験者
・PCの仕組みやOS操作、ネットワーク、セキュリティまで広く浅く学べるので、初学者に最適。
・「最初の一歩」として非常に取り組みやすい内容です。
ーヘルプデスク・情シス・ITサポートを目指す人
・A+の出題内容は、現場でのトラブル対応やユーザー支援と直結しています。
・資格勉強がそのまま実務スキルになるので、転職やキャリアチェンジの武器になります。
ー カスタマーエンジニア志望者
・A+では、ハードウェア交換やOS不具合の対処など、CE(カスタマーエンジニア)の基本業務をしっかりカバー。
・現場でのトラブル対応に自信が持てるようになるため、実務での信頼につながる資格です。

A+はかなり実務寄りの問題が出題されるので、業務に役立つこと間違いなし!
どうやって勉強した?
私は、IT Concepts JAPANの問題集のみで勉強しました。
🔹【問題集】IT Concepts JAPAN(A+対策)
▶ 有料ですが、本番の訳文にかなり近く、出題傾向も再現性が高いです。
Core1とCore2では、出題される内容が全く異なります。
なので、先にCore1に勉強して合格した後、Core2を勉強する流れをとりました。
勉強期間は平日1時間、休日2時間程度を約1.5ヶ月続けたのでおよそ50時間勉強しました。

試験当日の注意点
私が受験したのはピアソンVUEのテストセンターです。以下の点に注意しておきましょう。
身分証明書2点持参(運転免許証+保険証など)
パフォーマンスベース問題は最初に出ることが多い
▶ 焦らず飛ばして、あとから戻ってもOK!
試験終了後すぐに合否結果が表示されるので心の準備が必要です。
まとめ
CompTIA A+は、未経験者が最初に挑戦するのにぴったりな資格です。
PCの基礎からOS、セキュリティ、ネットワーク、トラブル対応まで広く学べ、実務に直結する内容が多いと感じました。
「自分にできるかな…」と不安な方でも、毎日コツコツやれば絶対合格できます。
ぜひ、IT業界への第一歩としてチャレンジしてみてください!
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