こんにちは!このブログでは、私のIT業界での成長記録や、学んだことを発信していきます。
今回は、応用情報技術者試験(AP)合格体験記です!
私のようにIT未経験からこの業界に飛び込んだ方、またはこれから資格勉強を始めようとしている方の参考になれば嬉しいです。
応用情報技術者試験とは?
応用情報技術者試験(AP)は、IPA(情報処理推進機構)が主催する国家資格で、ITエンジニアとして一人前レベルの知識やスキルが求められます。
ネットワークやデータベースなど技術寄りの問題だけではなく、マネジメント、戦略と、非常に幅広い分野から出題されるのが特徴です。
合格率は、例年25%~20%程度で推移しているので相当の難易度と言えます。
午前試験は全80問の選択式、午後試験は全11問の中から5問を選択して解答する形式です。いずれも60点以上で合格となります。
受験時の筆者の実力
受験当時は、IT未経験で入社して約1年。業務ではネットワークの運用保守を担当しており、Teratermで決められたコマンドを叩く、いわゆるルーティンワーク的な作業が中心でした。ITの基礎知識もまだあやふやな状態。
基本情報技術者試験とCCNAは取得済みでしたが、特にデータベースやセキュリティの理解は浅い状態。午後試験の記述式は、まさに「未知の領域」でした。
とはいえ、「応用情報まで取れば一人前」と言われることもあり、とにかく挑戦してみよう!と受験を決意しました。
使用した参考書・サイト
以下の教材を中心に学習しました。
1. 『キタミ式 応用情報技術者 2024』
- イラスト付きで理解しやすく、初心者にもやさしい構成
- 各章に要点がまとまっており、復習にも使いやすい
2. 『応用情報技術者 午後問題の重点対策』
- 記述式に特化した午後問題集
- 解答の「型」を身につけるのに大きく貢献
- 本番を意識した演習に最適
3. 過去問道場(応用情報)
- 午前問題対策に大活躍
- 解説が丁寧で、理解が深まる
勉強方法
約3か月間、以下のスケジュールで取り組みました。
① 全体像の把握(0.5か月)
とにかくキタミ式を1周読破しました。イラスト付きなのが本当に助かりました、、
この段階では細かい理解は気にせず、全体の流れをつかむことを意識しました。
② 午前問題対策(1か月)
午前問題の過去問は膨大にあるので、過去5年分(10回分)だけやると決めて取り組みました。解説を読んでも理解できない問題はキタミ式やネットで調べて補完しました。また、単語や用語はスプレッドシートにまとめ、空き時間にスマホで見返していました。単語と意味を見る回数を増やすことで覚えるスピードは上がったように感じます。
③ 午後問題対策+午前問題2周目(1.5か月)
『重点対策』で午後問題を重点的に演習しました。午後は選択問題なので、一番戦えそうな分野の「ネットワーク」「組込システム開発」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」に絞って勉強することに決めました。当日解かない分野は一切勉強せず、すべて選択分野に時間を集中させました。
結果
本番の結果は……
午前:62点 / 午後:68点(合格ラインはいずれも60点)
自己採点では午後に少し不安が残りましたが、無事に合格!
午前対策を過去5年分ではなく10年分(20回分)に増やしていれば、もう少し余裕を持って得点できたかもしれません。
午後試験は、得意分野に絞って事前に選択を決めておく戦略が非常に効果的だと感じました。
まとめ
応用情報の勉強を通じて、単なる知識だけでなく、ビジネス視点や論理的な説明力が鍛えられたと感じています。今後のキャリアにおいても必ず役立つ経験になりました。
今後は、高度試験にも挑戦していきたいと思います!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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