「勉強しなきゃいけないのはわかってるけど、やる気が出ない」
「本を買って最初の数ページで止まってる」
「何度もチャレンジしては挫折…」
そんな人にぜひ読んでほしい内容です。

僕自身、この4ステップを徹底した結果、2年間でIT系資格を11個取得することができました。
難易度が高い資格も含め、働きながらでも継続できたのは、このやり方があったからこそです。
今回は、資格勉強を始める前にやるべき準備を、4つのステップに分けて解説します。
これを押さえるだけで、「やる気が続かない自分」から脱却できるはずです。
資格勉強が続かない理由とは?
まず、「資格勉強が続かないのは意志が弱いから」ではありません。
根本的な原因は、以下のようなものがほとんどです。
- 目的が曖昧で、やる意味が見いだせていない
- 勉強のやり方が分からず、手が止まる
- ゴール(試験日)が決まっていないため、緊張感がない
このような状態を打破するには、「始める前の準備」が最重要です。次の4つのステップを踏むことで、勉強は自然と続きます。
IT系資格の勉強を始める前にやるべき4つのステップ
ステップ①:資格勉強する目的・動機をはっきりさせる
資格勉強って、正直言って「楽しいこと」ではありません。
ほとんどの場合は、「できればやりたくないこと」です。
そんな「やりたくないこと」をやり続けるために必要なのは、強い動機です。
そしてその動機は、1つではなく複数持つことを意識してください。
明確な動機は、勉強のエネルギー源になります。
例えば、こんな感じです。

この資格を取って、今の職場を辞めて給料を上げてやる、、!

合格報奨金をもらって新しいPCを買いたい
大事なのは「自分にとってリアルな願望」を明確にすること。
それが行動を支える芯になります。
ステップ②:合格者の体験記を読み漁る
勉強を始める前に、まずやってほしいのが「合格体験記を読みまくること」。
ネットには、実際にその資格を取得した人の勉強法・使った教材・所要時間などが具体的に書かれた記事がたくさんあります。

合格体験記は、合格への道筋が正しく記されたコンパスなのです!
これはただの情報収集ではありません。
「自分にもできそう」「やり方さえ間違えなければいけるかも」といった、前向きなイメージが湧くのがポイントです。
何人かの体験記を読みながら、
「自分だったらこう進めるかな」というイメージを作っていきましょう。
ステップ③:受験申込を先に済ませる
一番やってよかったと思うのがこれです。
勉強する前に受験申込を済ませること。
なぜなら、お金を払って申し込んでしまえば、もう「やるしかない状態」になるからです。
人は追い込まれると、本気になれます。
さらに効果を高めるために、家族や友人に「この資格受けるよ」と宣言するのもおすすめ。
「言っちゃったから引けない」という心理が、想像以上に効いてきます。

基本的に人は楽な方向に流れるもの。受験するしかない状況に追い込むべし!
ステップ④:受験日から逆算して緻密な計画を立てる
申込が済んだら、いよいよ計画フェーズ。
合格体験記で得た情報をもとに、やるべきことをすべて書き出してください。
それらを受験日から逆算し、週ごと・日ごとに割り振っていきます。
僕は、Googleスプレッドシートでこの計画を作って管理していました。
日ごとの進捗も記録できるし、後から見返すと単語帳としても使えて便利です。
実際にネットワークスペシャリストを受験したときのスプレッドシートです。


体験談を読んで、ネスぺの剣でインプットした後過去問演習することに決め、達成目安を立てました。ポイントは一日に詰め込みすぎないこと。一日はできても長続きしません。
まとめ:やる気が出ないのは「準備が足りてない」だけかも
やる気が出ない。続かない。そんな悩みの多くは、最初の設計ミスが原因です。
「どうせ自分は三日坊主だし…」と思ってる人こそ、ぜひこの4ステップを試してみてください。
【4ステップおさらい】
目的・動機をはっきりさせる
合格体験記を読み漁る
先に受験申込する
受験日までの緻密な計画を立てる
たったこれだけで、モチベーションが自然と湧き上がり、勉強が“続く”ようになります。
資格を取った先の未来にワクワクしながら、まずは一歩踏み出してみてください。
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