便利なショートカット・コマンドまとめ(ネットワークエンジニア)

技術ブログ

ネットワークの監視の現場に入ったばかりの頃、知らない単語、見慣れないツール、コマンドに囲まれ毎日頭がパンクしそうだったと今でも覚えています、、。

このブログでは、当時の自分の目線で現場で即戦力として使えるショートカットとコマンドを厳選して紹介します。

どんな人に見てほしいか

こんな人にぜひ読んでほしいです。

  • 新人ネットワークエンジニア
  • IT業界に入ったばかりで右も左も分からない人
  • 「何を覚えればいいのか分からない」状態の人

あなたの「最初の一歩」をサポートする内容になっています!

よく使うショートカット編

ネットワークエンジニアの仕事では、「設定確認」や「トラブルシュート」にサッと入るスピードが重要です。
Windowsの便利なショートカットを使うことで、毎日の作業がグッと早く、スマートになります。

ネットワーク接続の設定画面を一発で開くコマンド。IPアドレスの確認や変更時にめちゃ便利です。

高速でこのショートカットを打てば、かなりネットワークに精通してそうな人になれます。

一度打てば、「ncpa.cpl」は履歴に残るので覚えておく必要はありません。

・Windowsキー + R ⇨ cmd 


コマンドプロンプトを起動。毎日使います。

IPアドレスの確認や疎通確認時によく使います。

よく使うコマンドプロンプト編


ここからは、現場で本当によく使う基本コマンドたちを紹介します。
すべてタイピングで手打ちするのではなく、ショートカットキーと組み合わせることで作業効率を上げましょう!

● ipconfig


自分のPCが今どんなIPアドレスを持っているかを確認。
pingが届かないとき、まずチェックしたいコマンド。

● ipconfig /all


詳細情報を確認。MACアドレス、DNS、DHCP、サブネットマスクなど、トラブルシューティングで必要な情報が全部見れます。

● ping [IPまたはホスト名]


相手と通信できるかを確認。人生で何万回と打つことになるコマンド( ;∀;)

たとえば、ping 8.8.8.8(GoogleのDNS)で外部との疎通確認。

● ping [IPまたはホスト名] -t


相手に対して継続的にpingを打ち続ける


ネットワークが切断された瞬間などをチェックしたいときに便利。


※止めるときは【Ctrl + C】を使います。

● tracert [IPまたはホスト名]


通信経路をたどるコマンド。


通信の途中でどこで詰まっているのかを確認する時に使います。

例:tracert www.google.com

令和7年度のネットワークスペシャリスト試験でもtracertに関する問題が出てましたね。


● ↑(矢印キー)


直前に使ったコマンドを再表示します。

手打ちを繰り返さなくて済むので、作業スピードが劇的にアップ。

Teratermでも同様の役割なので絶対に覚えておきましょう。

● Ctrl + C


pingやtracertなど、途中で止めたいときに使う中断コマンド。これを知らずping -tを叩いてしまい、つらい思いをしたのはいい思い出です。

おわりに


駆け出しの時期は、「一つひとつを覚えるのに精一杯」な状態だと思います。
ですが、こうした基本操作を体で覚えることが成長の第一歩です。

今日紹介したショートカットやコマンドは、ネットワークエンジニアとして日常的に何度も使うものばかり。


まずは一つずつ使ってみて、「あ、これ知っててよかった」と感じる体験につなげていただければ嬉しいです。

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